「秋太り」のホント
みなさま、夏が終わりを告げ出すと気になるのはやっぱり「秋太り」。秋は食べ物が美味しいから食べちゃうのよね〜、なんて気軽に考えていませんか?ちゃんと原因と対策を考えて行動しないと後が大変です!
冷え症研究所本部的に、簡単にご説明します。
「冷え負債」。この言葉、聞いたことありますか?寒くて体が冷える「冷え」は自分でも分かりやすいですが、実は知らないうちに体の中に冷えを溜め込んでしまうことがあります。それが「冷え負債」を抱えている状態。体内の深部温度(内臓温度)が低くなってしまった状態です。
夏場はどうしても気温が高い為、水分補給の為冷たい飲み物をたくさん飲んだり、口当たりのいい冷たい食べ物を多く摂る傾向があります。人間の体には「恒常性の維持」という優れた機能があるため、それによって深部体温(内臓温度)が下がっても本来の温度に戻すことが可能です。しかし、冷房の効いた涼しい部屋に長くいる、夜寝苦しくて十分な睡眠が取れない、また加齢などの要因によって、自律神経が十分に働かなくなった状態では、繰り返し深部体温を下げる行為を繰り返すと従来の温度に戻らなくなります。これがまさに夏の「冷え負債」となって体に蓄積します。
深部温度が低くなると、体に様々な負の影響をもたらしますが、その中で「秋太り」に大きく関係するのが「基礎代謝の低下」です。内臓温度が1℃低下すると、基礎代謝は15%低下します。成人女性ではこれはおにぎり1個分のカロリーに相当します。
1ヶ月に換算すると、なんとおにぎり30個!
このように、夏の間に貯めた「冷え負債」により基礎代謝が下がり、同じように食べていても太りやすい体になってしまう。そこへ秋の美味しい食べ物たちがやってきて、寒くなってきたから外出や運動は控えがちに、、、なんて考えたら太ってしまうのも当然ですね。
冷え症研究所としてオススメする対策はたくさんありますが、中でも今一番手軽で効果絶大なのが、香辛料「ヒハツ」。ロングペッパーやヒバーチとも言われます。
当社と金沢大学の共同研究により、ヒハツが体温上昇に効果があることが初めて実証されました。これは、体をあたためるとよく言われる生姜や、唐辛子などでもエビデンスがないものです。ヒハツを使った体あたため料理のレシピ等は、当ホームページのブログで随時ご紹介しますが、詳しくは当社総院長、山口勝利の著書「死ぬまで元気でいたければ内臓を温めなさい」で紹介されています。冷え症全般のバイブルとしてYouTubeの本紹介サイトでも有名ですので、ぜひ一度ご覧ください。
内臓を温めて「秋太り」予防。正しい要因を知って正しい対策を。
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